2017年、リシャール・ミル氏はアスリートの第2の皮膚となるような時計を作り出したいという欲求から、アスリートとの「共生」を目指したニューモデルの開発を実現させた。それは超軽量、超薄型、人間工学を追求した『RM 67-01 オートマティック エクストラ フラット』をベースとしたスポーツウォッチ、それにトップアスリートに合わせた改良が加えられた、『RM 67-02 AUTOMATIC EXTRA FLAT』である。これには4つのエクステンションを使ってケース構造の強化が図られている、ブランドを象徴するスポーツウォッチモデルだ。
ケースにはリシャール・ミル独自の耐衝撃性に優れた複合素材、カーボンTPT®とクオーツTPT®を採用。美しいダマスカス模様を描くこれらの素材は、分離したシリカ繊維とカーボン繊維から得られた平行繊維層で構成されている。ベゼル/ケース/裏ブタを合わせて7.8mmの薄さを実現しながらも、その物理特性は一切損なわれておらず、ハイレベルなスポーツ競技におけるあらゆる事態にも対応できる性能を備えている。そして、快適な装着感を実現するために、これらのモデルには新しいコンフォート・ストラップを採用。完全にシームレスで滑りにくいこのストラップは、伸縮性に優れ、一人ひとりの手首の形状にぴったりとフィットする。さらに時計全体の重量はわずか約32gという驚異的な軽さを実現し、リシャール・ミル・コレクションの中でも、最軽量の自動巻き時計となった。
トップアスリートの活躍を支える「RM 67-02 AUTOMATIC EXTRA FLAT」。ラリードライバーであるセバスチャン・オジェは2016年にまずRM 011 フライバック クロノグラフを着用してレースに参加し、世界ラリー選手権(WRC)で5度の優勝経験を誇る。彼のためにデザインされたRM67-02のブリッジには、母国フランスのナショナルカラーを手作業でペイントを施されており、WRCの様々なステージで彼の手首に着用されてきた。リシャール・ミル ファミリー(ブランドパートナー)として現在も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれているが、手首にはいつも『RM67-02 AUTOMATIC EXTRA FLAT』が着用され、リシャール・ミルは彼らをサポートし、今後もその活躍を期待している。