2016年にパートナーとなったリシャール・ミルとマクラーレンF1チームは、2017年にコラボレーションモデルとして共同開発した世界一軽いクロノグラフとして『RM 50-03』を発表。
マクラーレン・オートモーティブは初めてF1に軽量かつ強固なグラスファイバー製シャシーを導入したほか、ラグジュアリーなハイパフォーマンスカーの世界に、いち早くハイブリッドシステムを取り入れるなど、革新的な技術で最高のパフォーマンスを追求している自動車メーカーで、一方のリシャール・ミル はF1や航空宇宙産業で使用される最新技術や素材を厳選して、「時計のF1」というコンセプトを掲げる。
そして、リシャール・ミルはマクラーレンの市販車部門である『マクラーレン・オートモーティブ』とも契約を締結し、『RM 11-03オートマティック フライバッククロノグラフ マクラーレン』第88回ジュネーブ・モーターショーで発表した。
世界限定500本のこのモデルは、こだわりぬかれた独特なデザイン、最先端の素材、現代的なクラフツマンシップが統合し、マクラーレンのデザインディレクター、ロブ・メイビルとリシャール・ミルのエンジニア、ファブリス・ナムラとの共同ヴィジョンがまさに具現化された逸品である。
ケースはカーボンTPT®と、マクラーレンのシンボルカラー、オレンジのクオーツTPT®を織り交ぜて製造されており、軽量でありながら極めて耐久性に優れている。また、ケースのデザインはマクラーレンスポーツカーコンセプトから着想を得たものが随所に散りばめられている。チタン製のプッシュボタンには、マクラーレン720Sの特徴的なヘッドライトのデザインを反映させ、リューズはホイールをモチーフにしたもの。さらにベゼルには、マクラーレン・F1マシンのエアインテークと同様の形状をし、ロゴが施されているチタン製のパーツがはめこまれている。マクラーレンのエンブレムが加工された専用の特製ラバーストラップとのマッチングは抜群である。
ベースのRM 11-03に備わっていた独自の最新機能も魅力的だ。プッシュボタンを押せば瞬時にカウンターをゼロに戻し素早くリスタートできるフライバッククロノグラフも有り、オーバーサイズデイトの日付表示、ユーザーの活動の度合いに合わせて巻上げを調節することが可能な可変慣性モーメントローターなど、実用性にも富む。なお、レーシングカーのシャシーに着想を得たリシャール・ミルは、この「RM 11-03 マクラーレン」に確実な動力の伝達と剛性を確保するため、PVD処理を施したグレード5のチタン製ベースプレートとブリッジを新たに開発してギアトレインを円滑に機能させている。
マクラーレン・オートモーティブはF1の技術を駆使して、世界で最も先進的なスポーツカー、圧倒的パフォーマンスを誇るロードカーを生み出す。リシャール・ミルも究極のタイムピースを創り出すことを目標に、F1のレーシングカー開発や航空宇宙産業など、最も革新的な業界に見られる技術や素材を時計製造に取り入れてきた。
素材、ディテール、デザインへのこだわりが生み出した待望の時計「RM 11-03 マクラーレン オートマチック フライバッククロノグラフ」。
双方の誇る最高のテクノロジーを取り入れ、審美性と実用性の両面を併せ持ったエクストリームウォッチなのである。
[商品詳細]
RM 11-03 マクラーレン オートマチック フライバッククロノグラフ
・ムーブメント:自動巻き(Cal.RMAC3)
・素材:オレンジクオーツTPT®/カーボンTPT®
・防水:50m
・機能:可変慣性モーメントローター(片巻き)
フライバッククロノグラフ
アニュアルカレンダー
オーバーサイズデイト
・パワーリザーブ:約55時間